2022/06/11

独身者の老後はどうなるの?日本の独身率や独身者の平均寿命は?


みなさん、こんにちは!
私、河西と申します!

今回は独身の老後はどうなるの?日本の独身率や独身者の平均寿命は?
ということでお話したいと思います。






1.独身の老後の入院生活について考える



最近は独身を楽しむ人が増えて、独身は最高だとか幸せだとか言われていますし、独身でいた方がメリットが多すぎるほどあるとも言われますが、冷静に老後も考えて独身生活を考えてみましょう。

皆さん老後になりますと必ず入院はするかと思います。
そこで老後の入院について考えてみます。

実は私は、30代で大病を患い3か月ほど入院をしています。
その時はまだ独身で、まわりには親族もいませんでした。

入院をすると本人の体調が悪いために、色々周りの方に手伝ってもらう必要があります。

入院の手続きから入院中の洗濯、飲み物などの買い出しや高額医療などの手続き等々色々なことをしなければなりません。

先程もお伝えしましたとおり、入院した際は独身でしたので家族に頼る事も出来ずに会社の上司や同僚、友人などに手伝ってもらいました。

また、面会も1度や2度は同僚や知人も来てくれるので大変ありがたかったのですが、まわりの既婚者の方は、毎日のように家族が来てくれていますので少し寂しくもなり、部屋では無く、共有スペースで過ごすことも増えました。

普段の生活で健康であれば一人で何でもできるので、独身でいることに不便を感じませんでしたが、入院をしてみて初めて「結婚」について真剣に考えました。

独身者にとって一番頼れるのは親、兄弟ですが、自分の老後となると親には頼れませんので兄弟ということになります。

それでも兄弟にも家庭がありますので、全てを任せるわけにはいきません。
そうなると将来入院した時に誰に周りのことを頼むのかは、あらかじめ決めておいて方が良いのかもしれません。

独身の方はひとりの生活を楽しむことは出来ますが、今の時代、ひとりで生きていくことは出来ません。

その部分はしっかりと考えておいて、来るべき老後に備えておきましょう!



2.独身の老後のお金について考えてみる



老後の資金に関しては、独身者も既婚者も良くニュースになったりしていますので、気になるところではあるかと思います。

そこで老後の資金について調べてみましたので、お話したいと思います。

まず支出についてですが、平均金額では無く実際に将来の支出金額を考えてみると良いのかもしれません。

①住居費(家賃や管理費、固定資産税など)
②生活費(光熱費や食費など)
③自動車の維持、購入費
④趣味などの費用
⑤葬式代や突発的な費用

等がありますが、だいたい月20-25万円必要と言われています。

一方で収入はというと、年金に頼ることになります。
独身の方は殆どの方が会社員かと思いますので、国民年金+厚生年金が収入源となります。

平均値になりますが、国民年金は年額で約74万円となります。
厚生年金は年額で115万円となります。

しかも人口は減っているので、これ以上減ることはあっても増えることはありません。
実際は年収によって厚生年金の金額は変わってきますのでだいぶ誤差は生じますが、平均すると収入としては200万円を切るということになります。

また、独身だから将来は老人ホームに入りたいという希望があれば入居に関する費用も考えなければなりません。

金額は千差万別で、入居時に必要な金額も0円から1千万円以上する場合も有りますし、月々の費用も15万円~30万円程になります。

中央値としましては、入居時が500万円程で月々の費用が20万円程となります。

いずれにしましても、年金受給だけではギリギリの生活になってしまうということになります。

若いうちから将来の為に、独身の方でも貯金はしっかりと考えて、その為に運用をすることをおすすめ致します。



3.独身の老後の人との付き合いに関して考える



私自身、生涯独身と思っていて30代後半で結婚することになりましたのでわかりますが、年を取っていくと周りが家庭持ちとなりますので、どんどん遊ぶ仲間が減っていきます。

老後になると、生活の主軸が家庭となりますので、既婚者の友人とは気軽に会える雰囲気では無くなってしまう気もします。

兄弟も家庭がありますので同様な状況かと思われます。

独身で生きていくためには、自分で仲間を探さなくてはなりません。
そうしないと休みの日にやる事が無いという独身生活になってしまいます。
しかし、仲間を作ることが出来たらとても楽しい生活が待っていると思います。

人はいくつになっても、ひとりでは生きていけません。
生涯独身と決めたのであれば、それはそれで準備が必要となります。

既婚者には既婚者としての必要な準備があり、独身者には無いという訳ではありません。
独身者には、独身者としての準備が必要になります。

家族がいませんので、誰かのためにということはありませんが、独身ということは生きていく上での必要なことやリスクをひとりで解決しなくてはいけません。

それと同じように、人生を楽しく暮らすための仲間を自分で探さなくてはなりません。
結婚相手と探さなくても良い代わりに、気のおけない仲間をたくさん作るようにしましょう。


4.老後の既婚者との違いを考える



日本の独身率というものはどのくらいのものなのでしょうか?
統計データがありますので、調べてみました。

2020年のデータとなりますが、生涯未婚率のデータを見ると(国税調査参考)男性では28.3%となっていまして、女性では17.8%となっています。

さらに東京都に限って言うと、男性で32.1%となっていて、女性で23.8%となっています。

東京都で言うと生涯独身の男性は3人に1人で女性でも4人に1人は一生独身ということになります。

このデータを見ると最近独身者が増え過ぎと言われますが、確かに増えてると言えそうです。

ただ、別の調査では男女共に独身者の9割がいずれ結婚をしたいと思っているという結果もあります。

また、独身者の平均寿命は男女で結果が違っていて女性は独身者や離別者の方が長生きするという結果が出ています。

反対に男性は、独身者が大幅に寿命が短くなっていて独身者は67.2歳で半数の人が無くなるそうです。

独身者の老後と既婚者の老後を考えると分かる気がします。

今後は変わるかと思いますが、現状では老夫婦の場合、女性が家事をほとんどしています。

そうなりますと色々なストレスがあるのかもしれませんね。
反対に男性は、ストレスなく老後は暮らしているのかもしれません。

独身者の老後を考えた場合、女性はより自由に生きているのかもしれません。
反対に男性は、家事などに追われ引きこもりがちになっているのかもしれません。


いずれにしましても、老後はアクティブに動いた方が良さそうです。

既婚者の場合は子供や孫と一緒に遊ぶことでアクティブに動けますが、独身者はやはり自ら進んで動き出さないといけません。

いざアクティブに動くとなるとこの差は大きいようにも感じます。
独身者の方は常にアクティブに生活することを心がけていきましょう!

今日のポイント!

独身者の方は将来の老後を見据えて早めに準備をしておくようにしましょう。
少しでも結婚の意思があったら、まずは結婚相談所に相談してみましょう!



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